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2025-07-03 New

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建築企画室通信「医療業界と建築業」

こんにちは!一足先に、大阪・関西万博へ行き、電力館で「コンクリート電池」という存在に衝撃を覚えた倉地です。

来週はいよいよ会社から研修として万博へ行く予定ですが、建築という視点からはもちろん、医療や環境、教育など、異なる分野との接点や共通点にも目を向けながら、未来の可能性を探ってみたいと思っています。今回のブログでは、そんな広い視野を持って物事を考えるきっかけとなった「異業種交流会」についてご紹介します。

先日、当社で定期的にメンテナンスを行っている坂井耳鼻咽喉科様よりお声がけいただき、「異業種交流会」を実施しました。テーマは「社内教育制度」と「奉仕活動」。業界は異なれど、人を育てること、地域に貢献することという共通の価値観を軸に、非常に有意義な情報交換の場となりました。

坂井耳鼻咽喉科の皆様からは、「患者様に『坂井耳鼻科に来て良かった』と思っていただけるクリニックにすること」「スタッフが人として成長できる職場にすること」という医院理念をお話しいただきました。さらに、その理念をどのように日々の業務に落とし込んでいるのか、具体的な取り組みとして「ありがとうカード」の活用や、朝礼での共有方法などをご紹介いただきました。どの取り組みも、私たちにとって多くの学びと気づきを与えてくれるものであり、理念を“形にする”工夫に深く感銘を受けました。

また、社会貢献活動についても、ペットボトルキャップの回収によるワクチン寄付や、子どもたちに職業体験の場を提供する「キッザニア」の開催など、地域とのつながりを大切にした取り組みを伺いました。
これらの活動は、地域に根ざした医療機関としての責任と想いが伝わってくるものであり、私たち建築業に携わる者としても大いに刺激を受けました。当社でも、先日より工事現場に「子ども食堂応援自販機」の導入を開始し、地域支援の一環として取り組みを進めています。今回の交流会を通じて得た学びを、今後の活動にしっかりと活かしながら、“建築”という枠を超えた価値提供を目指してまいります。

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