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2026-01-01 New

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建築企画室通信「ショールームツアーに参加して」

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。

建築企画室の倉地です。

先日、建材メーカーのショールームを巡るセミナーに参加し、CUCINA、NIKKO、LAMINAM、平田タイルの各ショールームを訪問しました。

それぞれの担当者の方に直接ご案内いただき、実際の空間や素材に触れる中で、設計意図が使い手の体験へとつながっていく過程を具体的に学ぶことができました。図面やカタログだけでは分からない、素材感や納まり、細部の積み重ねが空間の質を左右することを実感しています。

また、各建材に込められた思想や時代背景に触れ、「なぜこの建材を選ぶのか」「どのような価値を生み出せるのか」を意識した選定の重要性を改めて認識しました。

CUCINAでは、キッチンを設備としてではなく、家具や建築と一体で捉える姿勢が印象的でした。素材や金物の選択肢が整理されており、意匠性と使い勝手、納まりを設計段階から検討できる点は、企画の完成度を高める要素だと感じました。

NIKKOでは、バスルームに特化した展示を通して、素材による質感の違いや清掃性、動線への配慮を具体的に確認することができました。デザイン性だけでなく、日常の使いやすさや維持管理まで考え抜かれており、共同住宅における入居者満足度に直結する要素であると感じています。

LAMINAMでは、大判セラミックならではのスケール感や継ぎ目の少なさを実物で体感し、用途を限定しない素材提案が印象に残りました。素材を「面」として捉えることで、空間全体の印象や設計の考え方が大きく広がる可能性を感じました。

平田タイルでは、サイズや質感、張り方の違いによる空間の変化を比較し、仕上げの選択が印象やコストバランス、さらには建物全体の差別化につながることを改めて認識しました。

2026年は、こうした学びを点ではなく線としてつなぎ、事業性・品質・将来性のバランスを踏まえた提案としてお客様に還元していきたいと考えています。共同住宅においても差別化がより重要になる中で、建築企画室として中長期的な価値創出につながる企画・計画を積み重ね、会社全体の持続的な成長に貢献してまいります。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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