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2026-10-28 New

日本の当たり前は、世界の当たり前?

こんにちは、工事部の末吉です。

爽やかな秋晴れが続き、心地よい季節になりました。

さて、先日、名古屋市内の某現場に、日本の建設技術を学ぶため、海外から見学者の方々が来場されました。

私自身、慣れないカタコトの英語で、何を建てているのか、現場の魅力は何かを一生懸命お伝えしました。

……が、果たしてどこまで伝わったのでしょうか。

もしかすると、自分の名前と年齢くらいしか伝わっていなかったかもしれません(笑)。

見学に来られた方々の中には、自国で建設現場の現場監督として働いている方も何名かおり、施工方法や現場の管理について、さまざまな質問をいただきました。

私たちにとっては当たり前のことでも、国や働く環境が違えば、施工方法や仕事の進め方も変わってきます。

今回、特に印象的だったのは、皆さんの学ぶ姿勢です。

自分たちとは異なる技術や考え方を積極的に学び、それを自国に持ち帰って発展させ、今よりも良いものを造ろうとする向上心。

私たちも、これまでの経験や慣習だけにとらわれず、外から学ぶ姿勢を大切にしなければならないと感じました。

 

「アメージング! マジックか?」

見学の途中、クロスの施工を見ていた方々が、仕上がりの美しさに驚かれていました。

特に、クロスのジョイント部分がきれいに納まる様子を見て、「アメージング!」「これはマジックか?」といった反応がありました。

日本の職人さんにとっては、日々の仕事の一つかもしれません。しかし、その細かな技術が、海外の方々にとっては驚きや感動につながっていたのです。

 

そんな中、一つの質問をいただきました。

「なぜ日本では、こんなにクロスばかり使うんだ?」

その場では、施工のしやすさやコスト、仕上がりを統一しやすいことなどを説明しました。

もちろん、それらも理由の一つです。

さらに考えてみると、クロスには、色や柄の選択肢が豊富で、室内の雰囲気を変えやすいこと、汚れた際の張り替えや模様替えが比較的しやすいことなど、さまざまなメリットがあります。

また、日本では住宅や建築物の内装仕上げとしてクロスが広く普及しており、材料の流通や施工に関する技術、職人さんの経験が蓄積されていることも、普及を支える理由の一つだと考えられます。

一方で、海外では塗装や左官仕上げなどを好む地域もあり、気候や建築文化、材料の入手しやすさなどによって、一般的な仕上げ方法も異なります。

今回の質問に、これが唯一の正解だと言える答えはありません。

しかし、普段何気なく選んでいる材料にも、さまざまな背景や理由があることを、改めて考えるきっかけになりました。

当たり前の中にある、日本の技術力

今回の現場見学を通じて、改めて感じたのは、日本の職人さんが持つ技術力の高さと、日々の仕事に積み重ねられた工夫の素晴らしさです。

普段は見慣れている施工風景でも、海外の方々の目を通すことで、その価値に改めて気づかされました。

そして、私たち現場監督も、職人さんの技術を最大限に生かせる環境を整え、より良い建物を造るために何ができるのかを考え続ける必要があると感じます。

自分たちの当たり前を見直し、異なる文化や技術から学ぶこと。

今回の交流は、私自身にとっても良い刺激となりました。

次に海外の方々とお会いする機会があれば、もう少し英語で現場の魅力を伝えられるようにしておきたいと思います(笑)。

それでは、また!

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