内部は25年前とは打って変わって
1階にチケット売り場やミュージアムショップができてる・・・
人も大勢見に来ていて、コルビジェ建築が自由に体験できる場所となっていた。
以前は暖房もなく、無愛想なおばさんの監視付きで見ていたことを思い出す。

入るとすぐ、出迎えてくれるのがこの白い美しい階段。

ベルナード家の長女がポーズしてますが、君ではなくて階段を撮りたいのだ。

そして階段の奥にはなぜか机と洗面。この奥に寝室があるのですが、玄関ホール奥で身支度をしたわけではなさそう。
ちょっと不思議な構成です。

1階平面図。
個室はコルビジェとサボア邸についての資料展示がされている。

最終形に至るまでのプランの変革。
天才だって悩んで創っているのです。

普段は閉めているそうですがこの日は偶然、子供達のワークショップが行われていて
どさくさに紛れてガレージに入ることができた。
トップライトの光で十分明るい。
奥のユーティリティーへ。
洗濯用流しがコンクリート製。

近くで見ると

洗濯をするコンクリート板は奥に傾斜して水が流れるようになってる。
感心していると ひとみさんが
「この物入れの中に模型があって、以前来た時に開けてみてたら怒られた。」
怒られてもいいから見よう!
音がしないように扉を開けて(この直ぐ隣が管理事務所!)

人が来ないうちにじっくり観察。
みなさん、サボア邸に行っても1階ユーティリティーの収納の扉は開けてはいけません。
そこに模型がありますが、開けてはいけません・・・
この部屋の窓からは敷地に入ってくる人が見える。

そして2階へスロープを上がる。
続く
