6月7日午前0時。
予定通り東海・ビルドを出発。
無事、仙台に入ることができました。
物資を気仙沼から大島に搬送するのは明日です。
本日は午後から市内の視察。
1回目は地震被害について。
気になっていた仙台メディアテーク(伊藤豊雄設計)

ガラスの破損も修理され、きれいな状態ですが上層部は未だ立ち入り禁止。


内部も特徴あるチューブ柱もしっかりしています。
ちなみに震災直後は・・・



続いて仙台の西、丘陵地の新興開発エリア。
 ある住宅に危険の張り紙。
ある住宅に危険の張り紙。
 判りにくいですが写真左は崖。
判りにくいですが写真左は崖。
崖側に地盤が滑って道路とともに家全体が左に傾いた。
 すぐ横の公園も左の崖に向かって滑り落ちています。
すぐ横の公園も左の崖に向かって滑り落ちています。
続いて市内の丘陵地。ここは古い町並みですが・・・
 ここも左に向かって下がっていってますが、
ここも左に向かって下がっていってますが、
この家はなんと高いほう、右に向かって傾斜している。
 道路から敷地が下がっています。
道路から敷地が下がっています。
玄関前のポーチが下がっているのが判ります。
他の家は全て低いほう(左)に傾いたのですが何故・・・?
 この写真では右が低い。
この写真では右が低い。
右に向かってブロック塀が折れています。
当然その向こうの家も同じ動きを起こしました。
 この家です。
この家です。
そして隣の2階建てアパートも・・・


完全に右に向かって傾いています。縦樋の地面とのずれからその大きさがわかります。
このエリアは他にもたくさんの被害を受けました。




 1階サッシとその周りの壁との隙間から変形の大きさがわかります。
1階サッシとその周りの壁との隙間から変形の大きさがわかります。
 全体に大きくゆがんでいます。
全体に大きくゆがんでいます。
 一見なんでもなさそうですが・・・
一見なんでもなさそうですが・・・
 壁には無数の亀裂。
壁には無数の亀裂。
このマンションは古そうですが、
隣のタイル張りのマンションも・・・


この2棟は川沿いの崖上に建っています。
あちこちでこういった被害を目にしました。
次回は仙台空港近くの津波被害を報告します。
