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2015-03-28

No.473 建築紀行 ヨーロッパ編 34

いよいよ 本日から
東海・ビルド4年ぶりの分譲住宅
好日居 in 富士見台 の 分譲開始です。
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只今、皆様をお迎えする準備の真っ最中です。
たくさんの方々に
先ずは 見ていただきたい。
天気も陽気も良さそうです。
好日居でお待ちしています。

さて、
ヨーロッパ建築紀行 ユトレヒトのお話し。

リートフェルト・シュローダー邸
トゥルース・シュローダー=シュラーダー夫人が、建築家ヘリット・リートフェルトに依頼した建築。
1924年に建てられたこの小さな住居は、今日に至るまでその革新的な輝きを失っていない。
2000年に、世界遺産に登録された。

内部は撮影禁止、スケッチもダメとのことで
一部フリー素材から写真を転載します。

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積み木のような不思議な感覚を持つ家。
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こういった支持材のサイズや物と物がどう組み合わさっているか
という簡潔な表現がこの感覚を生み出しているのではないかと思う。
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色のセンスはもちろんのこと、部材ごとの色分けが鍵。
リートフェルトといえばこの椅子!
椅子
デ・ステイル建築の最も知られた建築物として、赤・黄・青・白・灰・黒の線と面によって構成されたこの邸宅は、
1917年に発表された「赤と青のいす」の造形原理を発展させたもの。
ちなみにモンドリアンの絵画「ブロードウェイ ブギブギ」
5
デ・ステイルという芸術運動の中、モンドリアンが生まれた。
この系譜にある建築。
実は
こういったデザイン要素の中に
リートフェルトは面を動かして空間を変えるという仕掛けを加えた。
わかりやすく言うと色分けされた可動壁で可変空間を作っている。
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現実に内部で全ての壁を動かして見せてくれたので大変面白かったが
説明のお兄さんに
「日本の伝統的な民家は田の字型平面と言って、
畳ルームを4つ並べて障子や襖で仕切ったりつなげたりを
していた。これと大変似ている。」
と図を描いて説明すると
異常な食いつき方を見せ、逆にこちらが質問攻め
という目にあった。
一緒に見学していたドイツ人は
「木と紙の家と言われる日本の家はそういうシステムを持っていたのか!」

妙に納得しているので
調子に乗って
「日本家屋は木と紙ではなく気と神の家だ。」
と言って説明をし始めたが、なかなか伝わらず
「やるんじゃなかった・・・」
「気」をとりなおして
もう全ての窓や壁、動くところはすべて動かして見せてもらい、
説明のお兄さんも苦笑い。
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この窓は直角に2つの窓があり、開放するとその角部に部材が無く
直角に解放される。
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通常は動かしてはいけないとこも全部動かしちゃったので
このことは言わないでほしいと釘を刺され、終了。
外部から撮った写真を少しだけ見せます。
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絵画のような不思議な建築を体験できて
満足。
同行3人の事をすっかり忘れて集中してしまい、
「そういえば3人はどうしたんだ❓」
外に出ると、雪の中シュレッダー邸の前で待っててくれた。
心から感謝!
車に乗ってシュレーダー邸に浸ってるとデニスさんが
「今日の宿は古い小さな駅をリノベーションした小ホテルだ。」
絶対面白い建築だと思うよ。」
心の底から感謝!!!

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