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2015-05-08

第10回建築見学ツアーIN神戸 vol3

こんにちは。最近スケッチブッカー(スケッチブックを持ち歩く人)を目指している設計部の増田です。
神戸建築ツアーブログも3回目になりました。
前回の丹羽のブログに続きまして、竹中大工道具館の外部で感じたことを分析、紹介します!

CIMG1649

プロポーションがとても綺麗です。

おそらく屋根を5寸勾配以上にして、綺麗に屋根面を見せています。

少し浮かせたデッキ部分と水平な軒ラインに挟まれたガラス面。

平屋建築のよく見るスタンダードな構成ですが、細部にこだわりを感じます。

私は樋マニアなので、樋から書きます!

人の出入りのある部分にのみ軒樋があります。

竪樋は鎖樋。

CIMG1652

その鎖樋を目で追っていきますと、杉板型枠のコンクリート擁壁の上に落とし、

CIMG1651

笠木を切り欠いて、ステンレスの水受けで受けています。

緻密です。

エントランスにある樋の佇まいも凄い。

軒の深い

鉄骨の丸柱と位置を合わせて落とし、床面を大きく切り取って余白を創っています。

鎖樋の受けの部分は・・・

CIMG9221

四角い受け鉢!

この砕石部分がエントランスへのアプローチとデッキ部分を分けていて、

機能、デザイン共に見事!

溝形鋼の軒樋

そして軒樋は、溝形鋼。小口面を見せてるところに設計者の主張を感じますね。

同じ鉄骨部材つながりで、スチールの背の低い落下防止柵を観察してみました。

軒の高さを視覚的に低く見せ、プロポーションを引き締めています。

CIMG1653

手摺も手摺子も鋼材の刃を正面に向け、シャープな印象にしています。

床の目地も当たり前に揃っています。

CIMG1655

下から手摺と手摺子の溶接部分を覗き込んでみました。

見えにくいところに、手間のかかる仕事がされていて、設計者のこだわりを感じます。

気づきにくい細かなこだわりを発見するのも建築見学ツアーの醍醐味ですね。

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