ブルージュ。
観光用の馬車が通る石畳。
ゲート。

人しか通れない橋もある。


橋から眺める市街は時間を超えている。

渾然一体。
日本で真似ようとは思わない。
このデザインはこの街だから生きている。

教会も街から突出するわけではなく、埋め込まれたパーツの一部に見える。

ちょっと覗いた雑貨屋さんの中庭とその奥の工房。
ここに暮らすってどんな生活なんだろう。


鐘楼のある広場。
あるレストランで昼食。

子供達と食べ物を取り替えっこしながらワイワイと・・・

「うちの子です。」的写真ですが

外で鐘楼を描いてると長女が横で覗き込みっぱなし。
絵や音楽、読書が好きな長女。結構、私と気が合う。

そういえば、この日は元旦。
昨夜の年越し花火の話をしながら（この話は次回）
賑やかに隊列を組んで、街歩き再開。

公園のような場所にある教会。

とりあえず入っちゃうのは恒例。
綺麗な白い教会。
でもインフォメンションセンターで入手した資料にある別の教会を目指している。
ブルグ広場に面している聖血礼拝堂は、
12世紀にフランドル伯爵ティエリー・ダルダスが
第2回十字軍遠征の際にエルサレムから持ち帰ったとされる
キリストが流した聖血が奉られている。
この聖血礼拝堂の写真を見て、「ここに行く！」と宣言。

むき出しの石積みと荒っぽく穿たれた窓。

光と影が空間を彩る。

こういうの、好きなんです。
満足して歩き出す。

白壁だったり

赤壁だったり（でもこの窓、ちょっといい）
いきなりモダンが差し込まれてたりする。

この辺りまで来ると子供たちも薄々、
「このおじちゃんは街や建物が好きなんだ。」
と
気付き始める。

こんな窓を見つけて教えてくれる。

堪能して疲労して、そろそろ帰ろう
と
車に戻る。
「帰りにジェントの街も見てみる？」
オッドさんに問われ
「もちろんです。」
次回はジェントの街。