やっと暖かくなってきましたね。
花粉症の方にはつらい季節になりました。弊社の中にもマスクマンがちらほら。
今のところ花粉症には無縁の男、村松です。

さて、滝川プロジェクト。（なんか滝川クリステルみたいですが・・・）
物語の始めは、1年半程前に遡ります。
長久手市で開催しました「Grasse Cote」見学会。

今回のオーナー様が来場され、賃貸マンション建築を考えているとの事。
元々弊社が日本経済新聞に広告を出していることも御存知で、以前から気に掛けて頂いていた様子。
初めての賃貸事業ということもあり、「家賃保証」や「一括借り上げ制度」など巷で耳にする事を質問されました。
計画はというと、現在御両親がお住まいになられている自宅を建て替え。出来ればマンション候なる感じでは建てたくない・・との事。
始めは某ハウスメーカーさん数社にお声を掛けられてみたものの、箱型の形状の建物が提案。
計画地は閑静な高級住宅街。オーナー様曰く、イメージとかけ離れてる印象。
そこで弊社が提案したのがＬ字に配したプラン。
道路から塀を隔てることで中の様子がすぐに見えないようにしたいとの要望を取り入れ、入居の競合が分譲賃貸になるとの市場調査から高級賃貸の位置づけに。

また、ここで育ったオーナー様の想いを少しでも残し、プランに取り入れる。庭の石や植栽、内装の一部を再利用して配する事に。

移設の様子です。

写真上は江戸城の石垣に使用されていた石。
この石や植栽をアプローチや中庭で使用します。
この他にも和室の欄間など、そのままか、または形を変えて再利用することを検討中。「想いを届ける」＝「感性」ですね。

その後解体工事が始まり・・

完成予想図はこんな感じです。

12月中旬完成予定です。