先日炎天下の中、釣りに行って日焼けした設計部の渡邉に
「この時期に日焼け止めも塗らずに何時間も釣りをするなんて
　考えられないよね～（笑）」
「しばらくはお風呂も水風呂しか入れないよね～（笑）」
「昔と違って今の日差しを甘く考えすぎだよね～（笑）」
という会話をした数日後に子供とプールに行って同じ目にあった
設計部の井上です。

さかのぼること7年前、大府市にて建築させて頂いた
「さわやか愛知デイサービス」様より増改築をしたいとのご連絡を頂きました。

今回お風呂の改修とピロティ部分をリハビリ室にしたいとのご要望を受け早速打合せへ。

リハ室のご要望は室内にいながら自然を感じることが出来る空間、
普段あまり外に出られない利用者さん達に室内に居ながら屋外の、しかも森の中にいるような雰囲気でリハビリに励んでほしい！！

リハビリはただ単に体を動かすだけでなく、気持ちの面が重要。
どうせやるなら心地よい空間、気分が良くなる雰囲気でリハビリをしてもらいたいというスタッフ様達の熱い思い！

「森の中から蛇が出てきたら面白いよね。」
「そうそう、あと川とかあるといいかも。」
「いっそのこと森というよりジャングルみたいにすれば、探検ぽくなるかもね。」

「蔦をかき分けながら進んで行ったり」

（・・・ん？）

話がどんどんエスカレートしていき、打合せは盛り上っていく・・

「川口浩探検隊じゃないんだから、ちょっとやり過ぎかな？」

（・・・ほっ）

そんな感じでテーマは「森の小道」に決定。

イメージスケッチ。
「いい感じですね～」
これを元によりイメージが分かりやすい様にCGでリハビリの機器を入れ、

こんな感じ。

「やっぱり小川もほしいよね。」
「天井は青空がいいんじゃない？」
「人工芝も敷きたいよね～！」

そんなこんなで出来上がった最終イメージがこちら！

「決定～！！」