こんにちは、設計部の中澤です。

建築研修　愛媛、高知めぐりも、遂に最終日の4日目となりました。

朝、初めに向かったのは、脱藩・薩長同盟・亀山社中・海援隊・大政奉還と日本を駆け巡り大きく変えた江戸時代の偉人「坂本龍馬」の記念館。

私が一番好きな歴史人物です！！！

記念館は、龍馬ゆかりの地「桂浜」に建てられていて
新館・旧館の2棟で構成されています。

（左：新館　　右：旧館）

新館は、雨風・塩害・日射から展示品を守るため、屋根及び外壁を
2重にして造られているそうです。

中に入ると、木ルーバーに温色照明など優しさと、
どこか哀愁を感じさせるロビーと通して展示室に入ります。

展示室には、坂本龍馬が使っていたピストル・袴・妻のお龍との手紙など貴重な資料が展示されており、写真やTVでしか見たことが無い物が目の前にある感覚は興奮と感動を隠せませんでした！

それと同時に「これは屋根・外壁を2重にするよね…..」

展示室入り口の壁には、格言がたくさん。

そして、オレンジとガラスの箱を大きく太平洋に飛び出させることで坂本龍馬の躍動感溢れる性格を表したような旧館。

展示室を1階からの8本の柱で斜張橋状に吊っているそうです。
ですが、見学していると良く分かりますが、至るところに吊り材のケーブルが目に入ります。
展示物も、ケーブルを避けるように展示してあって、空間の利用としては少し邪魔に感じてしまいます。

旧館の展示室では、坂本龍馬の歴史を歩きながら知ることができます。
龍馬が最後を迎えた近江屋の再現や船の形をした展示スペースなどがあって分かりやすく面白いです。

展示室を、奥に突き当たると海が一望できるスペースがあって
まるで船に乗っているような感覚になって心地良い空間でした。（いろは丸）

最後に龍馬像の記念写真を撮り、バスに乗り込んで次の場所へと向かいます。

To be continued