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2020-10-22

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GoTo 東京 銀座

こんにちは、設計部の池内です。

先日、東京へ行ってきました。
もちろん10月から東京も対象となったGoTo トラベルを利用して。
用事があって行ったわけですが、その合間に色々見てきたので紹介していきたいと思います。

全面ガラスブロックによるカーテンウォールのビルディング。
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メゾン エルメス
巨匠レンゾ・ピアノの設計です。

この建築では、手づくりということの大切さ、ガラスの質感などいくつかのテーマがありますが、その中の一つに挙げられているのが『移ろいやすさ』。
レンゾ・ピアノは東京という都市における時間の早さを、時間の流れに逆らって「もの」を残すことよりも「質」を追究する日本的な感覚の現れだとし、美点として受け止めているのです。
そのため時間の『移ろい』をより豊かに映すガラスブロックによるファサードを選んだそうです。

この写真は少し暗いですが、昼間は空からの光がガラスブロックで拡散し、肌理細やかな質感が表れます。
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夜になると内部の照明の明かりが漏れてランタンのような姿が浮かび上がります。
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昼の反射光の建築から、夜の透過光の建築への表情の変化、『移ろい』。

ガラスのエッジは近くで見るとこんな感じ。
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この建築、交差点からよく見えます。
というのも、以前は手前にビルが建っていてこの交差点から見るとほとんど隠れていたのですが、現在は洗練された全体の姿を見ることができるのです。

その手前に建っていたビルというのが、建築家 芦原義信設計のソニービルという建築で、現在は解体(というよりも減築)され銀座ソニーパークというオープンスペースになっています。
「敢えてビルを建てずに、期間限定で敷地を公園として開放する」という計画。交差点に開いたベスト・ポケット・パークといった感じです。
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もっと賑わってるときに来るべきでした(この日は台風接近中でしかも時刻はオープン前)。
予定ではもう開園期間は終了しているはずだったのですが、来年の9月まで延長されるとのことで、それまでに機会があればまた訪れたいものです。

こちらはUNIQRO TOKYO
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マロニエゲート銀座という建物の既存の躯体=スケルトンをそのまま活かし、新たに店舗としての空間=インフィルを挿入した商業建築。
ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計です。
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躯体フレームの内側にありながら、公共空間として開放しているエントランス部分。
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1×3スパンを2層重ねた空間ですが、天井や壁面をミラー貼りとすることで広がりを創出しています。内部の4層吹抜けもまた面白い空間になっています。
既存の躯体を残しながら空間をいかに刷新するか、というリノベーションの普遍のテーマ。
躯体を敢えて露わにするという手法がありますが、これもその一つの解答例でしょう。

他にも色々見てきましたGoTo東京の旅
続きは次回お届けします。

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