こんにちは、建築企画室の森口です。新年を迎え、元日に伊勢神宮へ参拝してまいりました。

伊勢神宮は、「お願いごとをする場所ではなく、日々の営みが無事に続いていることへの感謝を伝える場所」といわれています。
私自身もこの考え方に触れるたび、背筋がすっと伸びるような気持ちになります。

伊勢神宮では、20年に一度「式年遷宮」が行われます。社殿は新しくなりますが、そこには技術やつくり手の姿勢を次の世代へ受け継ぐという考え方があります。変わらないために、あえて新しくする。その在り方は、ものづくりに携わる立場として心に残りました。
本年、当社は創業30周年を迎えます。
この30年も、日々の積み重ねと多くの人の支えによって築かれてきたものです。社員の一人として、こうした節目に感謝しながら、日々の仕事に向き合っていきたいと感じました。
伊勢神宮が感謝と継承を大切に守られてきたように、私たちの仕事もまた、時間を経ても価値が残るものでありたい。「品格ある技術力を追求し続ける」その姿勢を、これからも大切にしていきます。

帰り道には五十鈴茶屋へ。昇る朝日をかたどった新年にちなんだ「旭日」とお抹茶をいただき、年の始まりにふさわしい、ささやかな晴れやかさを感じました。
また最近、台湾料理を食べたくて訪れたお店『勺勺(シャオシャオ)』の建築も印象に残っています。部材を組み立ててつくられ、将来的に分解・移築・再構成ができることを前提とした木造建築。完成形で終わらず、時間や場所にあわせて姿を変えていける点に、建築の新しい可能性を感じました。

台湾再訪したい・・・
こうした日常の中で得た気づきも大切にしながら、今年も一つひとつの仕事に丁寧に取り組んでいきたいと思います。
