こんばんは。設計部の井上です。

さわやか愛知デイサービス増改築工事ブログ第二弾にして最終回！

前回のブログはこちら！

決定したイメージを元に早速様々な材料サンプルを手配。

中でも床材に関してはリハビリを行う利用者さん達が歩行訓練を行う上で特に大切な要素。

ただ単に色や柄だけでは無く滑りにくさも重要という事で実際に踏んでみたりしながら、

「うーん・・意外と滑るかも」

「こっちの方がいい感じかもね～」

こんな感じで徐々に候補を絞っていき「石畳風の小道」や「小川」を演出する床材を決定していく一方、現場では既存の軒天に
開いたダウンライトの開口部をどうやって塞ごうか、工事部奥村が思案中。

リハビリ室の天井は空をイメージしたブルーの塗装に決まっていたため、奥村が出したアイデアが「雲」

合板を切り、真っ白に塗られた雲を意気揚々とどや顔で現場に持ってきた奥村がさわやか愛知のスタッフ様をつかまえて、

「せっかくだから記念に張ってみる？」

スカイブルーの天井に白く浮かぶ雲。

「どうや？」

「素敵ですね～」

「だろ？」

徐々に完成を迎えた現場は最後の仕上げに突入。
「森」を演出する人工樹木たちの登場。

前回の雲同様にスタッフ様にもお手伝い願い、利用者さん達も加わって皆で、せっせせっせと取付け開始。

「時計もつけたいね～」

「葉っぱの中に果物が入るとかわいいよね！」

こんな感じで現場はあっという間に完成を迎えました。

とても和やかで温かいスタッフ様との打合せ。
利用者さん達を思いやるスタッフ様の「心」。

その場所で過ごす人、訪れる人、働く人、
その「人」に対する思いやりの「心」

この２つが寄り添ったときに、穏やかな温かい空間が生まれる事を改めて実感しました。